キボウノヒカリ?

毎日薬を飲んでもカイカイはとまらず、でも皮膚自体の状態は悪くない日々。
搔き始めるとエリカラーを装着し、一日中パジャマを着ているコブ。
痒い姿を見るのもつらいし、嫌がるコブにパジャマを着せるのも本当につらい。
唯一の救いはコブの食欲があることと、元気なこと。
でも一向に回復しない痒みにちょっと絶望的でもありまして・・・
薬を飲んでいるのに減らない痒みって、これはアレルギーとかではなく、もっと精神的または物理的な問題なんじゃないかと疑ってみたり・・・
何より絶望的なのは、先が見えないことと、原因が分からないこと。


今通っている病院はコブを購入したペットショップが営む病院で、家から車で20分程度。
が!なんせ途中、吉祥寺を越える必要があるので、どんな時間帯に行っても渋滞が・・・
さらに、コブがお世話になっている先生は週に日・月・火しか勤務していなく、病院は木曜が休み。
そんなに都合よくコブも体調を崩すこともないので、いつも病院が休みか先生がいない、という状況になってしまいます。
もっと近くでいい病院を探したいと思っていたんですが、お散歩仲間の皆さんにきいても「徒歩圏内にあんまりないのよねー」と口を揃えておっしゃる始末。
唯一徒歩圏内にあるのはASC。念願の皮膚科なのに、紹介状がないと通院できない!もどかしぃいい。


今日会社から帰宅すると、コブの痒みはピークになっているようで、エリカラーをしても「フンフン」鼻息荒く痒がってる様子。
よして顎のあたりに1cm程度のイボらしきものが・・・
ああ、もうイカン!私も気が狂いそう!でも今日は病院休み!
ということで、以前に1回だけお世話になった、近所でも比較的評判のいい病院に行ってみることに。
その病院はパピーパーティーなども開催していて、参加したことがあったので、診察券はもっているのです。
一度コブのオチンポンから出血した時に、たまたま若ーい女医さんに当たって、イマイチ説明などに納得できなかったので、疎遠になっていた病院でした。
でも今の病院のセカンドオピニオンも聞いてみたい気持ちもあったり、ACSへの紹介なんかも期待して(近所だし)、行ってみました。
この病院はお正月もやってるし、急患も診てくれる病院で、もしいい先生がいるのなら、飼い主的には非常に安心条件がそろっています。
車で走ること10分程度。
前回とは違う若い女医さんに当たったけど、熱心に診てくれました。
診察台に乗って、先生がちょっと足を触っただけで痒がるコブをみて、「緊張した状態でここまで痒がるのは、本当にすごく痒いんですね。精神的な問題ではないかと思います。」と言って、「食欲もあるし、元気もあって、でも薬が効いてこないとなると、アレルギーの可能性も否めないですが、今考えられるのはヒゼンダニ症ですね。」と。
今投与しているノミダニはフォートレオンといって、ヒゼンダニも対象になっているらしいですが、効果は低いかもしれないらしく、ヒゼンダニに効果が高いレボリューションを処方してもらいました。
ウェブで調べたところ、なかなか通常のダニ検査などでは見つからない小さいものらしです。
症状なんかはコブの状態と酷似してるし、可能性はあると思いました。
全開フォートレオンを投与したのは3週間くらい前だったので、今日レボリューションを投与してもOKだということで、家に帰って早速ピピッとやりました。
ちなみに顎にできた吹き出物は「ニキビみたいなもので、今出てる抗生物質がきくはずです。」とのこと。
ASCへの紹介は、これまでの経過を知っている医師からでないと紹介状が書けない、とのことで、やはり今まで通っていた病院に行く必要がありそうです。
早くて日曜日か。
ただ本当にヒゼンダニの場合、人間に伝染する可能性もあるらしいのですが、我等はいたって元気。痒くないんですよねー。
でも状況と症状の合点がいく可能性を指示されたことで、ちょっと気が楽になりました。
実際にこの病気だったとしても、完治には時間がかかると言われましたが、治るなら治療にも張り合いが持てますしね。
今の「薬も飲んでる、なのに痒みが増加する、いつまでこの生活なの?」といった状況からはちょっとだけ希望の光が見えた感じ。
このまま本当に虫が死んでくれて、コブの痒みが治まってくれることを祈りたいです。
ちなみにいつもの病院には日曜日に行って、今日の診察のことも含めてASCへの紹介を相談してみようと思います。
ああ、薬の効果が出てきて、やっぱりダニだったんだね、と言うことになってほしい!