真夜中の訪問者

草木も眠る丑三つ時、今日もベランダの窓少しだけを開けたままで自然の風で快眠していた我が家なのですが・・・
突然鳴り響くカリカリ音。
カリカカリカカリカカリカリ・・・ブブブブブブーーー!!!
パッと目覚めて窓辺に走ると、そこには一匹のカブトムシと、それを食わんとして網戸をカリカリやっているコブが!!!
夜中に我が家のベランダに到着したカブトムシ(♂)が、運悪く寝ぼけ眼のコブに見つかり、網戸越しにガン付けられて、飛ぶに飛びたてないでいるという状況。
昔から虫が大大大の苦手な私は、夫をベランダに派遣し、カブトムシ君にご退出頂くことに。
しかし治まらないのはコブの興奮。
もう、網戸をガリガリやりまくり(網戸も壊れました)、いたしかたなくそーっとベランダに出して「ね、もういないでしょ?」とか言っても全く諦める素振りなく、カーテンを閉めてもカーテンに潜り込む、という始末。
こうなったらオヤツでつるしかない、ということで、深夜3時過ぎのコングです・・・





さすがに5分くらい集中するも、食べ終わったらまたもソワソワ。
そして「すっかり目が覚めてエネルギー全開になっちゃったから、お散歩いかない?」の視線・・・
行きません!




コブのテンションが上がった時に必ず遊ぶ、「足プロレス」まで夫としてました。
足プロレスとは、コブがマウスピース(ラバー系のボールなど)を口に入れた状態で、寝転がった私たちの足と格闘する遊びのことで、ほぼ朝晩毎日タッグマッチをやっとります。
深夜3時過ぎに、画像がブレるほどのハッスル振り。夫のリング魂にはイマイチ火がついてません。



プロレスでちょっと疲れた頃に、弱くクーラーを入れて、コブを落ち着かせて寝てもらいました。
ここまでの話、深夜3時〜4時までの出来事。会社人には辛すぎるハップニングです。
一眠りした後、いつも通りに朝のお散歩もして、通常のルーティンが始まりました。


朝のルーティンの一つに掃除機かけがあるのですが、毎回コブが掃除機ともプロレスしようとするため、最近はリビングの扉で仕切ってしまって、コブを追い出した状態で掃除機をかけています。その間、たいていコブは玄関で寝ているのですが(首元にはひんやりベルト装着の状態で)、今日は強ーーい視線を感じて扉を見ると・・・いました・・・掃除が終わるのを待つコブが・・・





待ってるよー



はやくしてーーー



追いたてられるように掃除機を終わらせて、出勤準備です・・・
今日はno meeting dayなので、ちょっと救われました。
本当に全く、コブに振り回されっぱなしの日々。
なぜだか今日は、いつもの笑顔もブラックな微笑みに見えるのは気のせいか?





追伸:我が家がベランダから逃がしたカブトムシが、マンション内の小学生の夏休みの宝物でないことを祈って・・・