学校最終日

昨日の疲れ抜けやらぬ我が家ですが、今日が学校最終日です。
例の一芸ですが、結局鼻パクはできず・・・フセでマテをして、遠くのボーロを「よし」の声がかかるまで我慢する、という「好物を我慢する芸」に替わりました・・・ううう。
昨日は夜のお散歩もパスするほど体力消耗していたコブ。
雨だし、朝だし、学校だし、もちろんこのテイタラクですよ。

今回通ったコースはいわゆる「基礎編」で、今後「応用編」に進むかどうか選択があります。
学校に通う前は「コブの許容範囲」を心配して、「学校に行ったところで、コブに成長はあるのか。」と思っていたのですが、通った初日から思ったのは「これは人間の学校なんだ」ということ。
飼い主である人間が、どうやってコブと上手に接していくか、ということを学ぶコースだと。
なので、正直きつい時期もありました。
教えてもらっても「そりゃ理屈ではそうだろうけど、実際の生活は違うじゃん!」と思うこともあったし。
散歩でもなかなか歩かなかったり、拾い食いがぜんぜんなおらなかったり、吠えたり、噛んだり、飛びついたり。
そういった日常の問題と、学校で習っていることがどうしても結びつかなかったりして。
学校と日常は並行しているだけで、実生活に反映された感覚がなかったです。
が!後半数週間で、コブの行動に若干変化が。
まずお散歩。止まって歩かない、ということが皆無になりました。
においをかいだりしてスローになることはあるけど、止まって歩かないということはなくなりました。
あと拾い食い。これまではどこでも構わず隙あらば!という感じでしたが、今は大体場所を選ぶようになってきて、パターンがつかめるからこっちも対応しやすくなりました。
リードをつっぱることなく、ここ数日はお散歩できていて、距離も遠くまで行けるようになりました。
これが結局学校の成果なのか、というと、たぶんそう。
散歩の時の問題行動にどう対処していくか、というのも教えてもらって、気長に実践してみたから、なのかと思います。
あと、日々のコブとの付き合い方から、ちょっとだけ信頼関係が芽生えたりして、そういった積み重ねが「お散歩行くと楽しい。」という感覚にも影響してくれたのかと。
やっぱり、学校に行かないで、手探りでコブと接していたら、もしかしたら今の状況はなかったかな、とも思います。
オスワリ、フセ、マテをどうやって教えるか、というテクニック的なことではなく、「犬ってこういうもんです」と教えてもらったことのほうが勉強になりました。
なんせ犬を飼うのは初めてなので、そういう情報のほうがありがたかったのです。
で、「応用編」も受講するかなんですが・・・やってみようかと思ってます。
基礎編で日常生活との接点が見えにくかったところを、応用編で取り入れていくようなので。
また来週から7週間頑張りまーす。