即席・外耳炎情報

今回の外耳炎のことがあって、いかにワンコの耳について知らなかったかを自覚しました。ダメだなぁ、我が家。
そこで、今後も外耳炎になうる可能性もあるので、忘れない内に今回学んだことを覚書しておきます。手慰みの挿絵とともに。


ワンコの耳は途中で直角に曲がっていて、そこから鼓膜(かな?)までの部分を外耳というらしいです。ここに炎症が起きると、外耳炎となるわけですね。ちなみに鼓膜(かな?)から先は内耳と言われる部分で、炎症がひどくなって内耳まで及ぶと、内耳炎となるらしいです。内耳炎になると、耳垢も練り消し状ではなく、膿のような状態になるそうで。内耳は三半規管にも影響するので、悪化するとまっすぐ歩けなくなったり、左右で目線が合わなくなったりするらいいです。怖い・・・


外耳炎には洗浄が欠かせないわけですが、綿棒を奥まで突っ込んでも、曲がっているので肝心な部分には届きません。まぁ、腫れていたらそもそも綿棒を突っ込んではいけないんですけど。コブの場合は、シャンプー後に耳に入った水分を綿棒で吸収していたのですが、まぁそれは「耳掃除」ではなかったわけですね。


今回も病院で教わったのですが、耳掃除には液体のクリーナーが必要です。外耳は内耳と鼓膜(かな?確証がないわ)で隔てられているので、液体を流し入れても奥までは浸透しないんですって。なので、クリーナー液を耳から溢れるくらいジャボジャボに入れて大丈夫らしく、耳の根元を軽く揉むことで、奥の汚れが浮いてくるそうな。その後は、ワンコが頭をブルブルするのに任せて液体を吐き出して、残った水分を綿棒で拭えばOK。このブルブルするのが実は重要だったりして、遠心力で汚れが落ちるらしいです。洗濯機のよう。ブルブルすると液体が飛び散りますので、耳掃除は屋外か風呂場がオススメです。


ちなみに、コブのその後の様子ですが・・・毎朝の耳掃除にも耐え、早朝2時間散歩も闊歩し、お食事もがっつり食べ、いたって元気に外耳炎と共存しとります。昼寝もことのほか気持ちいいらしく、そのへそ天姿が順調な回復を後押ししてくれてるようであります。