2010年夏休み - 福島・山形旅行 (2日目)

明けて、2日目です。前日は10時前には就寝。コブも夜中に騒ぐことなく熟睡した様子。
朝から元気に「殿様座布団」満喫中。無類の座布団好きの、牢名主コブ。

今回の旅で一番心配していたのが、旅館内でのコブのチッコ。去勢しているとは言え、粗相ゼロ、という訳にはいかないかなぁと。到着したばかりの時はマーパンを履かせていたのですが、一通り探検したら気が済んだみたいです。トイレも持って行きましたが、全日程を通して、部屋内でのトイレは一切なし。お散歩に出てから大小済ませていました。助かったぁ〜
なので、2日目も朝起きて一番に散歩に行きました。どこに行っても道端のしげみに頭を突っ込むのは変わらず…
グリーンアフロ犬?


朝食もお部屋で食べれました。この旅館は毎朝、つきたてのお餅が出ます!餅大好きなので、納豆餅、おろし大根餅、雑煮と、夫婦そろって3種類を頂きました。前夜の夕飯があんなにボリュームあったのに、「いやぁ、水のように餅が入っていくねぇ。わっはっは。」と笑顔で完食。

激ウマの納豆餅!


「お夕飯は米沢牛のしゃぶしゃぶです。」という仲居さんの言葉が脳裡をリフレインしつつ、観光に出発!
最初に向かったのは、宮城県山形県をまたぐ蔵王のお釜です。けっこうな山道を車で登り、リフト乗り場に到着。抱っこできればワンコもOKとのことで、コブを抱いて初リフトチャレンジ!腰にリードを巻きつけて、筋肉痛になるくらいギュッとコブを抱えました。緊張したぁ〜


途中で記念写真を撮られるのですが、普段こういった物は買わないのに、自分のあまりに強張った顔と、片脚でふんばるコブの真面目な顔がツボにハマって、思わず購入。写真でみる限りは、まったく楽しそうじゃない私たち…


山頂の気温は17度。下界の温度は30度超えてるので、気分爽快!だって、私たちは雲の上にいるんだも〜ん!


山頂はガスが出やすいので、お釜がキレイに見れるのは絶妙なタイミングと聞いていたのですが、着いてみれば…じゃーーん!絶景でした〜♪


となりの小学生らしき親子が言うには「一度噴火してできた穴に、長年雨水などがたまってできた」らしいです。勉強になるなぁ、他人の家族の会話は。リフトの恐怖から解放されて、いろんな意味で笑顔の私とコブ。
無事でよかった〜


お釜近辺の地図を見てみると…山頂にも駐車場あるしっ!!リフト乗らなくても、ここまで来れたんだ!ぎょえええ。でも、危険を一緒に経験したことで、コブとのつながりも深まった気がするし、まぁいいか。帰りもビクビクしながらリフトで降りました。
お釜は予想以上にキレイで、神社も巡れたし、大満足です。


お釜を後にして、次に向かったのは山寺芭蕉も一句詠んだらしい、天台宗のお寺群です。片道1015段もある階段を上って、一番上にある五大堂に向かいました。山の斜面はかなり急。


途中で何回か休憩しながら、やっと見えた五大堂!仙人でも住んでそうな見栄えです。


ここからの眺めは最高です。「ぼうやぁ〜♪よい子だねんねしな♪」と市原悦子さんが語り出しそうな雰囲気!


爽快な景色とは裏腹に、バテバテの私。コブはガンガン登って、ケロリとしています。


帰りも自力でスイスイ降りてきたコブ。私と夫の脚は完全に笑ってました。ガクガクです。家族全員2030段をそれぞれ登って下って、山寺満喫!


降りてから、名物の玉こんにゃくと、山菜といも団子汁を食べました。うまかったぁ〜。体が塩気を必要としてました。


もう1ケ所くらい巡りたかったですが、「無理しない旅」のモットーを貫き、翌日を考慮してホテルに戻りました。温泉に浸かって、すっかりリラックスし、朝から頭を離れなった「しゃぶしゃぶ」で脳からα波出まくりました。おいしかったぁ…もちろん、完食です。


この日もコブは粗相もガウガウも一切なし。何頭かワンちゃんにも遭遇しましたが、平気でした。「こりゃぁ、国内旅行はまっちゃいそうだな!」と思った2日目でした。(3日目に続く)